理念
情報リテラシー時代の21世紀に
今、コンピュータはPCからスマートフォン、タブレットへと急速に変化を遂げています。世界中に張り巡らされたインターネット環境とともに、デジタル化された教育コンテンツの役割は今後ますます大きくなるでしょう。
私達は、デジタル教材やコンテンツが社会で果たす役割の重要性を考え、より多くの方々に心から満足して使っていただけるように、開発に取り組んでまいります。
また、日本が今後世界の中で生き残っていくには、ICT(Information and Communication Technology)を使いこなすことのできる人材の育成が必要です。私達は今後世界で重要になるであろう、3Dモデリングやロボット制御・プログラミングの分野等でも、小学生から社会人までの人材育成教育に積極的に取り組んでいます。
より効果的な学習で、覚える楽しさを伝えたい
子供達が「自ら学び自ら考える力を養う」ためには、自発性を伸ばす教育、 子供達の興味を湧かせる学習教材を用意してあげることが大切、と私達は考えます。楽しく、 遊び心でいっぱいの‘スモッカシリーズ’は、教育現場の先生達の意見を取り入れて作られています。そのため、学習効果が大変高く、時間を見つけて繰り返し何度でも学習できるような工夫がされています。
また、社会人の方や高齢者の方も楽しめる〈娯楽と教養〉の融合したタイトルは、仕事で使うパソコンのスキルアップや、 余暇に広げる趣味や、仲間との情報交換にも最適な、エデュテイメントソフトです。
「子供たちが熱中する教育用ソフトをつくろう」、”スモッカシリーズ”はこのコンセプトからスタートしました。現在でもこの経験を活かしスマートフォンアプリ開発に注力しております。
対話型「英会話ロボット」の開発
教育用ソフトの開発に携わってきた当社には、英語関連のソフトに関するノウハウの蓄積がありました。
日本人の英語学習者が最も必要としている日常会話の練習。これを手軽にできるようにするために、音声認識できる対話型英会話ロボット「チャーピーチョコレート」を開発、2003年に発売したのです。
この対話型英会話ロボット「チャーピーチョコレート」は、”チャーピーチョコレート”と”ユーザー”だけでなく、”PC上のキャラクター”を交えた三者間での会話が可能です。(特開2005-106876)チャーピーチョコレート単体で80フレーズの音声認識、200通りの会話が、PCとの接続により6000フレーズの音声認識、12000通りの会話ができるものでした。
ディズニーのキャラクターのようにかわいらしく個性あふれるキャラクターをつくって、そのキャラクターと一緒に英語が勉強できれば、日本人が持っている英会話に対する恐怖心や壁を取り去ることができるのではないか。そんな当社の創業者の夢が100%つまったキャラクター、それが「チャーピーチョコレート」です。
「チャーピー」は最初からロボットだったわけではありません。はじめはCD-ROMの中に住む英語を話す愛くるしいキャラクターでした。ですが、パソコン上でクリックすればストーリーが進んでいくという一方向だけの学習方法を物足りなく感じた創業者である当時の社長が、「ユーザーの方からも話しかけられるようにしたら、本当の会話になる」と、ロボットの案を思いついたのです。
音声認識エンジンの搭載
ロボットを作る、しかもそのロボットに音声認識エンジンを搭載する。これは簡単な開発ではありませんでした。当時採用した音声認識エンジンでは、認識率をあげるため、音声のサンプリングが必要でした。小学校に依頼して、日本人の子供の声を録音させてもらうなどし、子供の声でも大人の声でも、そして日本人の話す英語でも通じるエンジンを作り上げるために数年の開発を要しました。製品ができあがってからも「このロボットをそちらのような中小規模の会社が本当に作ったんですか!?」と驚かれたものです。新聞社やテレビ局からの取材も多くありました。
音声認識というその繊細な性質上、発売当時はその扱い方について問い合わせは多かったものの、「家にいながら英会話の練習ができる」「かわいいからもっと話したくなる」「本当におしゃべりしている気分になる」と喜びの声も数多く聞かれました。
社員の中にも生き続けるチャーピーへの想い
「チャーピーチョコレート」は生産台数を売り切り、現在はもう販売はされていません。ですが、音声認識版の英語学習用CD-ROMの中に今も生き続けています。CD-ROMを使った子供たちから、「もっとチャーピーで英語がしたい」といううれいし声もあがっているため、皆さんがスマートフォンのアプリの中でチャーピーを目にする日も近いかもしれません。
・・・あれから15年。
時代は移り変わり、Wi-FiやAI、クラウドなどの新しいテクノロジーが生まれ、人々の暮らしの中に浸透し始めました。
その中でも昔からずっと変わらないものに「楽しみながら英会話を身につけたい」という学習者の想いがあります。
その想いとチャーピー復活への熱いエールを受け、2018年、なんと初代リリースから15年の月日を経て二代目チャーピーがついに誕生しました。
アクセス
概要
社名 | 株式会社CAIメディア 英文商号:CAI MEDIA CO.,LTD. |
|
〒430-0944 静岡県浜松市中区田町324-3 EPO浜松ビル 8F |
||
TEL:053-413-1234 | ||
FAX:053-413-2288 | ||
設立 | 1995年8月3日 | |
資本金 | 67,250千円 | |
代表取締役会長 | 浅井 秀明 | |
取締役 社長 | 谷川 勇樹 | |
従業員数 | 計20名(男性12名 女性8名) | |
事業内容 | 1.コンピュータソフトウエア企画・制作・販売 | |
2.スマートフォン・タブレット用アプリケーションの開発 | ||
3.Webシステムの制作 | ||
4.コミュニケーションロボット製作 | ||
5.および、それらに付随する業務 | ||
取引先銀行 | 静岡銀行 浜松磐田信用金庫 遠州信用金庫 三菱UFJ銀行 | |
主要取引先 | 株式会社エポック社 | ソフトバンク株式会社 |
株式会社学習研究社 | 株式会社出雲殿互助会 | |
株式会社アルク | BBソフトサービス株式会社 | |
Apple Inc. (U.S.) | ソナタ株式会社 | |
株式会社ファインボックス | 株式会社コンセル | |
EK SOFT(韓国) | ダイワボウ情報システム株式会社 | |
NPO法人浜松ソフト産業協会 | ソースネクスト株式会社 | |
株式会社浜名湖国際頭脳センター | スズキ教育ソフト株式会社 | |
ヤマハ発動機株式会社 | ネオス株式会社 | |
(順不同) |
会社資料ダウンロード
下のダウンロードボタンから、各種資料をダウンロードすることができます。
沿革
1994年 | 07月 | 教育ソフトの制作を目指し「スモッカの大冒険」の開発をスタート |
1995年 | 04月 | 「スモッカの大冒険」発売 |
08月 | 株式会社化 資本金2,425万円 | |
浜松市木戸町に事業所を開設 | ||
1996年 | 04月 | 東京中小企業投資育成株式会社が2千万円の出資、資本金4,425万円に |
06月 | 増資により資本金4,875万円に | |
1997年 | 01月 | 静岡県 中小企業創造法の認定 |
11月 | (株)アイケイを通じ全国生協カタログ上での通販開始 | |
1997-2001 中学英会話ソフト「スモッカの英会話文法」2万本のヒット | ||
1998年 | 01月 | 増資により資本金5,195万円に |
1999年 | 07月 | 増資により資本金6,855万円に |
1999-2001 子供英会話ソフト「スモッカのPlay English」3万本の大ヒット | ||
2000年 | 07月 | (株)テレマート等を通じ一般通販カタログ上での通販開始 |
2000-2001 パソコン独習ソフト「一度に覚える!ワード・エクセル・インターネット」6万本の大ヒット | ||
2001年 | 04月 | 増資により資本金1億4,355万円に |
2002年 | 10月 | 音声認識英会話ソフト「英語は勉強しないで!」発売 |
2003年 | 04月 | 音声認識対話型英会話ロボット「チャーピーチョコレート」発売 |
2005年 | 06月 | 業務システム開発標準化ツール「 KOOGA for .NET 」販売開始 |
07月 | 減資により資本金4,880万円に | |
2007年 | 05月 | 増資により資本金6,480万円に |
11月 | 増資により資本金6,630万円に | |
2008年 | 11月 | 増資により資本金6,725万円に |
2011年 | 03月 | 社名を「株式会社CAIメディア」に変更 |
2013年 | 03月 | 英語力判定・訓練 e-learningサイト「えいご上手WEB」公開 |
08月 | 浜松市中区砂山町へ本社移転 | |
2018年 | 04月 | 英会話ロボット「チャーピーチョコレート(第2世代)」発売 |
2020年 | 09月 | 浜松市中区田町へ本社移転 |